毎日何気なくやっている「シャンプー」ですが、 年齢とともに髪質の変化を感じると、自分のヘアケア方法が間違っていないか、気になる方も多いのでは? まず日々のシャンプーから、髪や頭皮にとって最適な方法を見直してみませんか?
ヘアケアの基本は毎日の正しいシャンプー 髪や頭皮にとって一番重要なケアは、やさしく、かつその日の汚れをきちんと落とすこと。 普段のシャンプーに間違ったところがないか、確認してみてください。 01 入浴前に軽くブラッシング 髪は濡れると絡みやすくなりますので、目の粗いブラシやクシで あらかじめ髪のもつれを取り去っておくことが大切です。 髪がもつれたままシャンプーを行うと、洗う時に大きな力が 加わってしまい、ダメージの原因になります。 02 髪を充分に濡らし、たっぷり泡立てて洗う シャンプーの泡立ちをよくするために、髪を充分に濡らします。(1~2分を目安) この予洗いで、汚れの大部分を落とすことができ、シャンプーの泡立ちがよくなります。 シャンプーの泡は、髪同士の摩擦によるダメージを防ぐ働きがあるので、 シャンプーを髪になじませたら、たっぷりと泡立てます。 そして、頭皮を指の腹でマッサージするように洗ってください。 Point 頭皮の汚れやべたつきが気になったり、爪が長くて洗いにくい場合は 頭皮洗浄用のブラシを使うと、毛穴の汚れを落としながら 血行を促すことができます。 03 すすぎはしっかりと シャンプーが残らないように、たっぷりのお湯でしっかりすすいでください。 すすぎ残しがあると頭皮の炎症の元になります。 04 コンディショナー(リンス・トリートメント)をする 適量を手に取って、毛先を中心になじませます。 ふんわり仕上げたい方は、できるだけ根元につかないようにしましょう。 05 やさしくタオルドライし、早めに乾かす タオルで髪をはさみ、軽くポンポンとたたくようにして、 水分を充分に拭き取ります。髪同士をこするような拭き方は厳禁です。 またタオルドライ後は、早めにドライヤーで乾かすようにしてください。 自然乾燥はNGです。 髪は濡れているときが最もダメージをうけやすく、ダメージをうけると キューティクルがはがれ、ツヤの低下や指通りが悪くなります。
シャンプーはどれくらいの頻度でするのがいいの? 髪がたくさん抜けてしまいそう・・・と毎日シャンプーをしない方もいらっしゃいますが、これは逆効果です。 新陳代謝により頭皮や毛穴も1日で汚れてしまい、 毛穴が汚れた状態では、健康で美しい髪の成長を妨げてしまいます。 そのため毎日の正しいシャンプーで健康で美しい髪が生える環境を整えましょう! 季節差や個人差はありますが、1日あたり100本程度の髪が、生えかわりのサイクルで抜けると言われています。
朝シャンはダメなの? 雑誌やテレビなどで「シャンプーは夜にしましょう!」と、目にしたことが多いと思います。 その理由をご存知ですか? 朝シャンは雑になりがち 朝のあわただしい時間・お出かけ前などにシャンプーをすると時間が気になり、 シャンプーが雑なってしまい、しっかり洗えず汚れが残る原因になります。 また、乾かす時間が取れず半乾きの髪での外出になってしまうことも。 濡れた髪は、ダメージが進行しやすい要因の1つです。 洗い立てで外出すると・・・ 皮脂には頭皮を保護する役割があり、皮脂によって頭皮は乾燥や紫外線といった外部の刺激から 守られています。朝シャンプー直後は、皮脂が取り除かれているため、頭皮のバリア機能が弱まり、 髪の成長に悪い影響を与えてしまうことがあるのです。 紫外線量が増える季節は、頭皮への負担が大きくなるため、特に注意が必要です。