2021/9/13
頭皮や髪

美髪への一歩。
正しいシャンプー方法とは?

毎日何気なくやっている「シャンプー」ですが、
年齢とともに髪質の変化を感じると、自分のヘアケア方法が間違っていないか、気になる方も多いのでは?
まず日々のシャンプーから、髪や頭皮にとって最適な方法を見直してみませんか?

ヘアケアの基本は毎日の正しいシャンプー

髪や頭皮にとって一番重要なケアは、やさしく、かつその日の汚れをきちんと落とすこと。
普段のシャンプーに間違ったところがないか、確認してみてください。

01

入浴前に軽くブラッシング

髪は濡れると絡みやすくなりますので、目の粗いブラシやクシで
あらかじめ髪のもつれを取り去っておくことが大切です。
髪がもつれたままシャンプーを行うと、洗う時に大きな力が
加わってしまい、ダメージの原因になります。

02

髪を充分に濡らし、たっぷり泡立てて洗う

シャンプーの泡立ちをよくするために、髪を充分に濡らします。(1~2分を目安)
この予洗いで、汚れの大部分を落とすことができ、
シャンプーの泡立ちがよくなります。
シャンプーの泡は、髪同士の摩擦によるダメージを防ぐ働きがあるので、
シャンプーを髪になじませたら、たっぷりと泡立てます。
そして、頭皮を指の腹でマッサージするように洗ってください。

Point
頭皮の汚れやべたつきが気になったり、爪が長くて洗いにくい場合は
頭皮洗浄用のブラシを使うと、毛穴の汚れを落としながら
血行を促すことができます。

03

すすぎはしっかりと

シャンプーが残らないように、たっぷりのお湯でしっかりすすいでください。
すすぎ残しがあると頭皮の炎症の元になります。

04

コンディショナー(リンス・トリートメント)をする

適量を手に取って、毛先を中心になじませます。
ふんわり仕上げたい方は、できるだけ根元につかないようにしましょう。

05

やさしくタオルドライし、早めに乾かす

タオルで髪をはさみ、軽くポンポンとたたくようにして、
水分を充分に拭き取ります。髪同士をこするような拭き方は厳禁です。
またタオルドライ後は、早めにドライヤーで乾かすようにしてください。
自然乾燥はNGです。
髪は濡れているときが最もダメージをうけやすく、ダメージをうけると
キューティクルがはがれ、ツヤの低下や指通りが悪くなります。

シャンプーはどれくらいの頻度でするのがいいの?

髪がたくさん抜けてしまいそう・・・と毎日シャンプーをしない方もいらっしゃいますが、これは逆効果です。
新陳代謝により頭皮や毛穴も1日で汚れてしまい、
毛穴が汚れた状態では、健康で美しい髪の成長を妨げてしまいます。
そのため毎日の正しいシャンプーで健康で美しい髪が生える環境を整えましょう!
季節差や個人差はありますが、1日あたり100本程度の髪が、生えかわりのサイクルで抜けると言われています。

朝シャンはダメなの?

雑誌やテレビなどで「シャンプーは夜にしましょう!」と、目にしたことが多いと思います。
その理由をご存知ですか?

朝シャンは雑になりがち

朝のあわただしい時間・お出かけ前などにシャンプーをすると時間が気になり、
シャンプーが雑なってしまい、しっかり洗えず汚れが残る原因になります。
また、乾かす時間が取れず半乾きの髪での外出になってしまうことも。
濡れた髪は、ダメージが進行しやすい要因の1つです。

洗い立てで外出すると・・・

皮脂には頭皮を保護する役割があり、皮脂によって頭皮は乾燥や紫外線といった外部の刺激から
守られています。朝シャンプー直後は、皮脂が取り除かれているため、頭皮のバリア機能が弱まり、
髪の成長に悪い影響を与えてしまうことがあるのです。
紫外線量が増える季節は、頭皮への負担が大きくなるため、特に注意が必要です。